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楽しく読んでいただけるようさまざまなことを書き綴ります。
*マテ茶には、「回し飲みの習慣」がある。
街の至る所でマテ茶が飲まれています。南米では保温ポットとマテ壺をセットで持ち歩く姿が見られます。
*マテ茶には、ホストが壺にマテ茶を入れお湯を注ぎながら、順番に1人ずつ渡し、全員で輪になってマテ茶を飲むという「伝統的な儀式」がある。
儀式のルール:
✔ お湯を注ぐ人は決まった人(ホスト)です。
✔ 回し飲みは、時計の針と同じ方向です。
✔ 注がれたお湯はズーッという音がするまで全部飲みます。
✔ ボンビーリャの位置は変えてはいけません。(これはお湯を注ぐ人の役割です)。
✔ リズム(テンポ)を変えてはいけません。
*アルゼンチンのミシオネス州では、ガソリンスタンドに「マテ茶専用の給湯器」がある。
車にガソリンを入れている間に、人々は自分のポットにお湯を注いでいます。
*アルゼンチン、パラグアイ、ブラジルでは運転中の携帯電話とマテ茶引用が禁止されている。
法律で禁止されるぐらい、マテ茶は南米の人たちの生活に深く根付いています。
*花言葉ならぬマテ茶言葉がある。
地方によって多少違いがあるようですが、一例を紹介します。
・通常のマテ・・・友情
・甘いマテ・・・喜び
・ぬるいマテ・・・拒否
・ミルクを入れたマテ・・・求婚
・沸騰した湯を入れたマテ・・・憎しみ
・コーヒーを入れたマテ・・・仲直り
*アルゼンチンでは、マテ茶が国の正式な飲み物であると法律上、定められている。
2013年8月3日の新聞記事より:
95%の家庭にはマテ茶が置いてあり、その80%以上はマテ壺を使って飲んでいるアルゼンチンで
も、1人当たりの消費量は隣国のウルグアイに負けているとのこと。
マテ茶の生産国でもあるアルゼンチンでのマテ茶に対する誇りを堅持させようとする動きだそうです。
*アルゼンチンは、人よりも牛の数の方が多い。
ガラスの容器を「牛の蹄」にはめこんだマテ壺
*マテ茶を渡され、飲み終わってマテ壺を入れてくれた人に返す時にGracias(ありがとう)
を言わないと何杯でもおかわりをくれる。
これはマテ茶の作法で、Gracias(ありがとう)ということは、「もうこれ以上は結構です」という意味に
なります。また日本のお茶のように一口ずつ回し飲んでいくのではなく、1人一杯ずつ飲みましょう!
Enjoy Mate!!
出典: 日本マテ茶協会認定 南米生まれの神秘の飲み物「マテ茶の本」