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アスク薬品スタッフによる日々の出来事

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おくのほそ道から旬を見つける~①栃木編~

2016年01月28日(木)

【ウインタータイムの目的】
奥の細道:俳句62句の季語から、全員でその土地の「旬」を発見する。

ということで、最初の旬探しは~栃木編~です。
季語から、季節は春~夏にかけて、江戸時代から栃木で食されており、
芭蕉も食したであろうというものをご紹介します。

【ちたけそば・日光そば】
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農林水産省選定「農村漁村の郷土料理百選」で選ばれた栃木県の郷土料理。
「ちたけ(乳茸)」の名称は、ちたけを裂くと乳白色の汁が出ることに由来します。
現在でも旬となる「夏」には地元の人たちがこぞってちたけを採りに山林に分け入るほど人気の食材。
その食用の歴史は少なくとも江戸時代の享保年間に遡るといわれ、中でも、ちたけとなすを炒めてしょうゆとみりんで味付けただし汁を使った「ちたけそば」は、栃木県のソウルフードともいっていいほどポピュラーです。
*画像およびレシピ⇒ 農林水産省選定、郷土料理百選
食の特選日光ブランド※の認証を受けた「日光手打ちそば」
今のそばが一般的になったのは江戸時代で、それまでは、お粥のように炊いた者が主流でしたが、製粉の技術が伝わってから、そばがき・そば団子、そして今の形の麺形になり、庶民の間で人気になりました。
*そばの豆知識⇒ 日光手打ちそばの会
※「特選日光ブランド」・・・日光の食分やから、オンリーワンあるいはナンバーワンと称されるものを認定。⇒日光市HP
【湯葉】
古来、中国より伝わった食品です。江戸時代初期に徳川家康公が日光に祀られるようになって、参拝される方に出された食事にゆばが用いられ定着し始めたといわれています。
 ■湯波と湯葉
日光ゆばは「湯波」、京都では「湯葉」と書きます。京都ゆばは一枚仕上げで、日光ゆばは二枚仕上げとなっており、間に豆乳が残されているのが特徴です。
*日光ゆば製造株式会社HP
【しもつかれ】(おまけ)
初午(2月最初の午(うま)の日)に、わらを束ねて作った「わらづと」に入れて、赤飯と一緒に稲荷神社にそなえる行事食です。
「七軒の家のしもつかれを食べると病気にならない」といわれ、近所の人たちと分け合って食べることが多いです。
 ■名前の由来
下野(しもつけ)だけで作るからという説と酢むつかり(いった大豆に酢をかけた料理)からきたという説があります。
*農林水産省「日本各地の郷土料理」

日光~那須野~黒羽~雲巌寺~殺生石~遊行柳<8句>
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俳句 季語 季節
あらたうと青葉若葉の日の光
青葉若葉
剃捨て黒髪山に衣更(ころもがえ) 曽良
衣更
しばらくは瀧に籠るや夏(げ)の初
夏の初
かさねとは八重撫子の名成るべし 曽良
撫子
夏山に足駄(あしだ)をおがむかどでかな
夏山
木啄も 庵はやぶらず夏木立
夏木立
野を横に 馬ひきむけよ ほととぎす
ほととぎす
田一枚植えて立ち去る 柳かな
田植