- FAQ/製品についてよくあるご質問
黒ニンニク
よくあるご質問
基本情報について
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- 黒ニンニク製品のラインアップについて教えてください。
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アスク薬品が取り扱う黒ニンニク製品は、以下の通りです。
- 醗酵黒ニンニクパウダー JP(国産)
- 醗酵黒ニンニクパウダーAR (アルゼンチン産)
- 醗酵黒ニンニクパウダー AS(中国産)
- 醗酵黒ニンニク乾燥エキス
- 黒ニンニク醗酵酢
- 黒ニンニク醗酵酢パウダー元気
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- 生ニンニク姿1個から醗酵黒ニンニクパウダーはどのくらいの数量できますか。
- 生ニンニク姿を75 gとした場合の目安量は、概算で以下の通りです。
生ニンニク姿75 g ⇒(醗酵・熟成)⇒ 醗酵黒ニンニク姿 約55 g⇒
(熟成・乾燥・剥離・粉砕)⇒ 醗酵黒ニンニクパウダー 約15 g
生ニンニク5 kgから醗酵黒ニンニクパウダー 約1㎏ができます。
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- 特許取得状況について教えてください。
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該当製品:
醗酵黒ニンニクパウダーAS、醗酵黒ニンニクパウダーJP
特許 第4080507号発明の名称:
醗酵黒ニンニク抽出液及び醗酵黒ニンニクパウダー並びに
これらの製造方法及びこれらを含む飲食品
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- 醗酵黒ニンニクの「醗酵」の定義について教えてください。
- 広辞苑によると、「微生物や酵素等が有機化合物を分解してアルコール類・有機酸類・炭酸ガスなどを生成する過程」として定義づけられています。
ニンニクに含まれる酵素を活性化して、酵素反応を行います。そのために低温で長時間の醗酵が必要です。その結果、熟成した醗酵黒ニンニクが得られます。ニンニクに含まれる酵素のみを利用するので、他の微生物や酵素を添加する必要がありません。
この30日間に及ぶ、こだわりの無添加自己醗酵製法で特許を取得しています。
摂取方法について
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- 醗酵黒ニンニクパウダー1日当たりの摂取目安量を教えてください。
- 1日当たり500~1,000 mgです。
有効性情報について
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- 黒ニンニクは普通のニンニクに比べなぜ黒いのですか?
黒くなることは何が良いのですか? -
黒ニンニクは通常の白ニンニクを低温で醗酵・熟成することで得られます。この際、ニンニクのアミノ酸と糖が結合する化学反応(メイラード反応)が発生することで黒色に変化します。下の画像に白色から黒色への変化をご覧頂けます。
また、醗酵・熟成させることにより、ポリフェノール含有量が17倍、シクロアリイン含有量は5倍、活性酸素消去能(抗酸化力)が約10倍上昇します。食後の戻り臭がなく胃に優しい、長期摂取が可能な元気の素材になります。
- 黒ニンニクは普通のニンニクに比べなぜ黒いのですか?
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- 実施されている有効性試験について教えてください。
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1. 30~40歳代のBMI>25の健康な男性6名を対象とした単群摂取試験:
- ① LDLコレステロール:減少傾向を示した(P<0.1)。
- ② 総コレステロール:変化なし。
- ③ 尿中酸化ストレス検査(8-OHdG):
*8-OHdG/CREが有意に減少(P<0.05)
*8-OHd生成速度が有意に減少(P<0.05)
2. 冷え性の成人女性7名を対象にした「サーモグラフィを用いた醗酵黒ニンニク経口摂取後の体温変化測定試験」および抗うつ薬の開発に用いられるうつ病モデルマウスを用いた、醗酵黒ニンニクのうつ病に対する予防効果を検討する有効性評価試験が実施されています。
(いずれもメーカー調べによる)
試験データ詳細については、弊社営業担当迄、お問い合わせください。
安全性情報について
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- 醗酵黒ニンニクで、実施済みの安全性試験について教えてください。
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マウス単回投与毒性試験: LD50値 > 2,000 mg/ kg
遺伝毒性試験(Rec-Assay): 陰性
ヒト試験での安全性(1,000 mg/日 で6週間服用):
*有害事象(アレルギー、消化器症状)の報告がなかった。
*血液生化学検査においても異常は認められなかった。
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- 安全性に関するその他こだわりがあれば、教えてください。
- 低温(65℃以下)での醗酵・熟成を特徴とします。黒くはありますが、加熱調理食品(ポテトチップス、フライドポテトや焼き菓子)に特有のアクリルアミドの問題はありません。安心してお召し上がりいただけます。
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- ニンニクに対してアレルギーを持っている場合、
醗酵黒ニンニクに対してもアレルギー反応を示すでしょうか。 - ニンニクアレルギーの方には残念ですが、お勧めできません。醗酵黒ニンニクは、ニンニク加工食品です。ニンニク料理にアレルギー体質の方にもお勧めできません。
- ニンニクに対してアレルギーを持っている場合、
品質関連について
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- 商品に、「醗酵」と「熟成」を表示することは可能でしょうか。
- 「醗酵」および「熟成」ともに商品への表示は可能です。醗酵黒ニンニクは醗酵過程を経て製造されています。また、醗酵後の熟成と呼ばれる工程によって味が落ち着き、旨味がでます。
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- 醗酵黒ニンニクパウダーの表記方法ですが、「醗酵黒にんにく末」あるいは「醗酵黒にんにく粉末」になりますか?また、「エキス」は使用出来ますか?
- 「醗酵黒にんにく末」または「醗酵黒にんにく粉末」ともに表記可能ですが、「エキス」ではありません。
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- 胃粘膜刺激や臭いの元になるアリシンが消失しているのでしょうか?
- アリシンは醗酵と熟成によって消失しています。アリシンを含む脂溶性のジスルフィド類は、水溶性の成分に変換します。ニンニク摂取後の舌の痺れ、戻り臭や胃腸障害の原因物質である脂溶性のアリルメチルスルフィド等が水溶性のS-アリルシステイン等に変化することから沢山食べても臭わずに元気になれます。また、パネルテストにおいてニンニク臭の消失が確認されています。(特許第4080507号、表1~3)
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- 醗酵黒ニンニクパウダー含有ポリフェノールについて、熱に対する耐久性はいかがでしょうか。
- 本製品中のポリフェノールの耐熱性に関するデータはありません。本品は、65℃以下の温度で製造されており、醗酵と熟成の過程を通じて、ポリフェノール量の上昇が確認されていることから、65℃までは安定であると考えます。また、欧州医薬品公定書ESCOP2003は、薬用ニンニクの加工について「65℃以下の温度で加工する」と規定しています。