アスク薬品 株式会社 INFORMATION

よくある質問 FAQ

みなさまから、多くお寄せいただく質問を一覧にしてご紹介しています。

ペポカボチャ種子乾燥エキス(西洋カボチャ種子乾燥エキス) よくあるご質問

基本情報について

  • 種子原料の品種について教えてください。
    本品は、Cururbita pepo L.(ペポカボチャのなかでも、主に薬用に用いられるオーストリア原産の採種用のカボチャ「Cucurbita pepo subsp. pepo var. styriaca」の種子を使用しています。このカボチャは、1800年代にオーストリア南部に出現した変種で、種に硬く厚い種皮がなく、薄皮又は種皮の無い深緑色の大きな種を特徴としています。
  • ペポカボチャ種子乾燥エキスの食薬区分を教えてください。
    食薬区分の「食品」に分類されます。「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質(原材料)リスト」(平成31年3月22日一部改正)に「カボチャ種子・種子油」として収載されています。
  • ペポカボチャと西洋カボチャは同じものですか?
    厳密には品種など異なりますか?
    本品は、オーストリア産のペポカボチャCucurbita pepoの種子を原料とすることから発売時に「西洋カボチャ種子乾燥エキス」を製品名としました。その後、お客様から学名に合わせて「ペポカボチャ種子乾燥エキス」を利用したいとのご希望があり、現時点では二つの製品名を利用していますが、同じものです。カタカナのセイヨウカボチャは、「Cucurbita maxima」であり、ペポカボチャ「Cucurbita pepo」とは異なります。

摂取方法について

  • ペポカボチャ種子乾燥エキスの1日当たりの摂取目安量を教えてください。
    本品(種子:乾燥エキス≒20:1)として、1日当たり500 mg~1000 mgとなります。
    これは欧州公定書ESCOP2009モノグラフの1日の推奨量「種子10 g~20 g または相当量の抽出物」から、算出しています。 
  • ペポカボチャ種子乾燥エキスは水に溶けますか。
    本品は、ペポカボチャ種子から親油性の成分を除き、親水性成分を抽出しています。
    水に比較的溶けやすい性質を持っています。

有効性情報について

  • ペポカボチャ種子乾燥エキスの規格成分について教えてください。
    本品の規格成分は三種類あります。定量成分としてのフェノール誘導体とアデノシン、定性成分としてカボチャに特有のククルビチンです。
  • ペポカボチャ種子乾燥エキスのヒト試験のデータはありますか。
    女性対象のRCT試験1報とオープン試験2報、男性対象のオープン試験2報、男女対象のオープン試験1報の計6報が学術誌に公表されています。

安全性情報について

  • 残留農薬の分析を実施していますか。
    製造元において、抽出原料である種子についての残留農薬の検査が実施されます。加えて、弊社は乾燥エキスについて残留農薬を定期的に検査し、問題のないことを確認しています。
  • 実施されている安全性試験について教えてください。
    カボチャの種子は長い食経験から安全性を保証されています。 本品については、動物試験、ヒト臨床試験、25年を超える国内販売実績から摂取して安全な製品であることを確認しています。
  • ペポカボチャ禁忌情報について教えてください。
    欧州医薬品公定書ESCOP2009モノグラフに、「カボチャに対するアレルギーが知られている。特にアトピー患者においてカボチャ種子の粉末が疾患原因になっている可能性がある。」の注意書きがあります。アトピー患者さんの全てに食物アレルギーが発症するわけではありませんが、過去に食物アレルギーを起こしたことのある人には、摂取に注意が必要であると考えます。

品質関連について

  • アスク薬品が取り扱うペポカボチャ種子の原料原産国および製造国を教えてください。
    本品の原料原産国は、オーストリアおよびハンガリーです。製造国はスイス及びドイツとなります。
    ※原料原産国につきましては、天候不良や収穫量等の関係により、上記以外の産地より仕入れ、製造する場合がございます。
  • 熱で影響を受ける成分はありますか。
    また、どの程度まで熱がかかっても品質に問題がないでしょうか。
    本品は、製造工程中に105~135℃、10~40秒の熱殺菌工程を経ています。ただし、多成分系の抽出物であることから、低温での加工をお勧めしております。
  • どのような剤形が適していますか?
    本品は、親水性で吸湿性が高く、油性の成分を除去しています。錠剤、細粒、顆粒剤、ハードカプセルなどの剤形をお勧め致しますが、ソフトカプセルや液剤としての使用実績もございます。
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